前回のブログの終わりに、「来週はこれ(完成したばかりのフルオーダーメイド靴:試し履き用)を履いて服を買いに行こうかな、あるいは美術館に行こうかなあ」などとキラキラOLっぽいことを書きましたが、現実はそのようには進まなかった恵比寿OLのシュー子です。改めて自分の行動を振り返ると、非リア感が浮き彫りになって微妙な気持ちになったけれど、開き直ってリポートします!
試し履き用の靴を履いて【朝・昼・晩】を過ごしたのは、この記事(https://www.shoe-tree.net/howto/evening/)にあるように、「足は1日のどこかで必ず膨張する(むくむ)もの」と聞いたからで、それぞれの時間帯の履き心地を知りたかったからです。
以下、私的なメモを抽出(一部補足)して掲載しますが、我ながら言動が全然「恵比寿OL」っぽくないので、そこは期待せずに読んでいただけると幸いです。
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◆ ある日曜の朝(9:30〜11:00)
∟ 選挙のため、隣町の区民会館へ 〜坂道 & 階段 & 荷物〜
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歩き始めはVol.10に記したように窮屈で、「そうそう、このキツさね」と思って過ごしたが、5分ほど歩くうちに足が慣れて、ひと安心。しかし何も考えずに区民会館への近道を進んでいたところ、突如、急な坂道が現れて立ち止まった。
「そうだ、いつもはスニーカーだから普通に登っていたけれど、これって結構すごい坂なんじゃないか?」と一瞬ひるむ。しかし引き返すのも面倒だなと思い直し、心を決めて登ってみると特に問題はなく(ちょっと疲れたけれど)、坂道も行けることが判明。
無事、区民会館着。古い建物のためエレベーターがなく、階段で地下の投票所へ。立会人がたくさんいたけれど、誰も私の足元には関心がない様子だった。「不自然さはなく、普通に歩けているんだな」と自信を持つ。
その帰り、隣町の商店街を覗いてみると素敵なスーパーがオープンしていて、テンションが上がる。新鮮な野菜などを買い込み、両手にスーパーの袋を持って歩くはめに。ここまで来たらもうオシャレとか気にしても意味がないと判断し、クリーニングも受け取って帰宅。靴ずれ防止用テープも貼らず、ストッキングで過ごしたけれど、足の痛みなし。
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◆ ある平日の昼(13:00〜14:00)
∟ ヒールに履き替えて、ランチへ 〜裸足 & 早歩き〜
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ルンルンとヒールに履き替えて、いつものメンバー(男性2名)とランチに行ったものの、ヒールを履いていることに気づかれず、「ちょっと、見てよ!」と自らアピール。「あ、全然気づかなかったです。話してたやつですね」「そういえば、いつもより背が高い」という薄い反応に落胆するものの、まあ、こんなものかなあと思った。いずれにせよ男性陣の歩く速さで問題なく歩けたのは快挙。裸足で履いてみたら、それも気持ちよかった。
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◆ ある平日の夜(18:30〜22:00)
∟ おめかしして、ディナーへ 〜 長時間の着席 & 散歩 〜
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先述の男性陣とディナーに行くことになったので、ここぞとばかりにヒールに履き替えてお出かけ。3時間半のうち3時間は座っていて、30分は駅までの往復。
夜道、「ヒールとフラットシューズとで、印象がだいぶ違うでしょ?」と言いながらこのブログ用に写真を撮ってもらった。ちょっと酔っていたので途中でフラットシューズに履き替えたけれど、歩道橋もヒールで渡ったし、フルオーダーメイド靴はすごいなと改めて思った。
そういえば、レストランの化粧室でヒールを履いている女性と並んで立ったとき、“キレイを目指す女性陣” の仲間入りをした気がして、たまにはこんなふうにおめかしして出かけるのも悪くないなと思った。
しかし3時間半はさすがに負担だったか、お風呂上りに足を見ると、左右の小指の端と、左の人差し指(の靴に当たる部分)が赤くなっていた。ただ、とくに痛みはなく、数日後に思い出したときには赤みもなくなっていた。
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以上、「試し履きリポート」でした。
次回はいよいよ最終回!? 上記のことを靴職人さんにお伝えして、完成品を作っていただきます!
to be continue.