暑い夏が終わり、過ごしやすくなりましたね。紅葉も見頃のこの時季は旅行に行ったり、広い公園でピクニックをしたりするなど、秋を満喫したいところです。そんなとき、交通手段や宿の手配と合わせて用意したいのが、長時間履いても “本当に疲れない靴”!
どんなに美味しいものを食べて、どんなに素敵な景色を見たとしても、靴が原因で思うように歩けなくなってしまってはモッタイナイ!ですよね。そこで今回は、『足と靴の相談室』室長・印南淳氏に、長時間履いても “本当に疲れない靴” の見極め方と、オススメの靴について伺ってきました。
長時間履いても “本当に疲れない靴” がほしいのですが、見極め方があったら教えていただけますか。
「かかとがぴったりフィットしていて、つま先がゆったりしている靴が、“究極の靴” です」
『かかとはぴったり、つま先がゆったり』ですか。自分が履いてきた靴を思い浮かべると真逆で、『かかとがパカパカして、つま先が窮屈』というものがたくさんありました(苦笑)。たしかに歩きづらくて、結局履かなくなっていましたね。
「履きやすい靴を見極めるためには、お店で十分に試し履きをすることです。最初から自分に合った、疲れない靴を見つけるのは非常に難しいんですよ。靴選びにも経験が必要です」
なるほど。つい見た目だけで選んで買って、痛かったり疲れたりを繰り返して……苦い思いをしてきました。では『十分な試し履き』とは、具体的にどんなふうにすればいいのでしょう?
「恥ずかしがらず、お店の中を歩き回り、かかとがパカパカしないか、つま先が窮屈ではないか、痛いところはないかを確認することが重要です。そしてもう一つの方法は、ベテランのシューフィッターに相談することです。
シューフィッターは日本全国に現在約3,800人いますが、車の運転免許と一緒で、免許取り立てのシューフィッターもいれば、何十年もたくさんの方の靴の相談に乗ってきた来たシューフィッターもいます。ぜひベテランのシューフィッターを見つけて、相談してみてください」
靴選びのプロに相談する方法もあるわけですね。今後は『かかとはぴったり、つま先がゆったり』の基本からズレることのないよう、靴を選びたいと思います!
……本コーナーでは今後も靴選びに関するHow toを、印南氏に質問していきます。
お楽しみに!………………………………………