ぴったりなはずなのに。足が痛いと感じるなら。まず、靴の裏側を見て見よう。
靴の裏に、たとえば「23.5cm」という足の長さのほかに、「E」「EE(=2E)」「EEE(3E)」といった表記を見たことはありませんか。
このアルファベットは、「足囲(そくい)」を表しています。
足囲とは、親指と小指の付け根の一番出ているところをぐるりと測った長さのことで、靴に足を入れたときのフィット感に繋がります。
足囲のサイズは、10段階
日本人女性の足ではEやEEが多いので、このサイズを見かけることが多いわけですが、実は、Aに始まり、B、C、D、E、EE、EEE、EEEE、F、Gまでの10段階あります。
より具体的に言うと、足の長さが「23.5cm」の女性の場合でも、足囲は「207mm(=A)」「213mm(=B)」「219mm(=C)」「225mm(=D)」「231mm(=E)」「237mm(=EE)」「243mm(=EEE)」「249mm(=EEEE)」というように、足囲は人によって異なります。
ちなみに男性では、同じアルファベットでも女性に比べて3mmずつ大きくなります。たとえば足の長さが「23.5cm」の場合、「210mm(=A)」「216mm(=B)」「222mm(=C)」「228mm(=D)」「234(=E)」「240mm(=EE)」「246mm(=EEE)」「252mm(=EEEE)」となります。
靴選びの1POINTアドバイス
たとえばパンプスなどは、足の長さだけでなく、足囲も合っていないと「きつい」と感じたり、「ゆるい」と感じたりするものです。きつい場合は革を伸ばしたり、ゆるい場合はパットを入れたり、バンドタイプの紐を巻いたりしてするといった調整方法があります。