
「シューキーパー」とは靴の形状を正しく保つために靴の中に入れる道具です。靴屋さんではもちろん、100円ショップでも売られていますし、簡単に手に入れることができます。しかし、「シューキーパーさえ入れておけば、大丈夫」というものでもありません。【メリット】と【デメリット】を知ってから使うことで、お気に入りの靴を長くキレイに履けるようになりましょう!
シューキーパーを使う 【メリット】
◆ 型崩れ防止効果
◆ 本底の反り返り防止効果
※ 靴の形状は、雨で濡れたり汗を含んだりして、革が乾き始めたときに型崩れしやすくなります。よってシューキーパーは、帰宅後、汗を含んだ靴がある程度乾き始めたタイミングで使いましょう。
シューキーパーを使う 【デメリット】
◆ 湿気がこもりやすい
◆ 靴とシューキーパーの形が違っていると靴の形が変形する
◆ 使い方によっては、革が伸びすぎてしまう
※ よって、湿気がこもらないように注意し、靴の形に合ったシューキーパーを選ぶことが重要です。
雨で靴が濡れたときは、新聞紙 + シューキーパーで靴の形状を守りましょう。
雨で靴が濡れたときは、新聞紙などで乾かしながら形を整え、完全に乾く前にシューキーパーを入れます。
新聞紙は、靴を購入した際に靴の中に入っている紙のように丸めて使います。ただし、水分を含んだ新聞紙をいつまでも靴の中に入れておくと、湿気がこもりカビやニオイの原因になりますので、小まめに様子を見て、湿っていたら交換するようにしましょう。

「シューキーパー」のトリビア
「シューキーパー」は、英語では「shoe tree」と表記されます。日本でもその語源になっている「木」で作られているものは「シューツリー」と呼ばれることがありますが、「シューキーパー」のほうが一般的で、プラスチック製のものは総じて「シューキーパー」と呼ばれています。