ネイルサロンは見た目を美しく整えるための施設
手足の爪をきれいにしてくれるネイルサロン。自分が行ったことはなくても、「ネイルサロンに行っているんだろうな」と感じる、オシャレな爪を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
そのイメージ通り、ネイルサロンは見た目を美しく整えることを目的とし、爪の装飾や手入れをする施設です。オプションで、美容目的のスパペディキュア(角質除去、パック、マッサージのコース)を受けられるサロンもあります。
フットケアサロンは、爪と角質のケアをして足を美しく健康に保つための施設で、たこ、魚の目、巻き爪ケアなどもする
一方、フットケアサロンは、足を健康に美しく保つための施術が受けられる施設です。
足のトラブルである「たこ」「魚の目」「巻き爪」などの処置は、皮膚科、整形外科などで受けることもできますが、見た目の美しさを追求し、またリラクゼーションも兼ねながら、これらの施術を受けられるのがフットケアサロンになります。
感染症などの疾患でなければ、お医者さんからフットケアサロンに紹介されることもあります。よってフットケアサロンでは、衛生管理が徹底的に行われています。一客ごとに高圧蒸気滅菌器で滅菌処理した器具を使い、滅菌できないもの(手袋、マスクはもちろん、クレドの刃など)は使い捨てにしている点もネイルサロンとの違いになります。また、足のトラブルを根本的に解決するためのアドバイスや、歩行の指導も行います。
サロンによって多少の差はありますが、ドイツ式のフットケアサロンでは、主に以下のような流れで施術がされています。
1 足の観察、サイズの計測などの【コンサルテーション・カウンセリング】
2 フットバス、爪のケア、角質除去、トリートメントなどの【施術】
3 その日の施術の説明と自宅でのケア方法などを【レクチャー】
次回は、フットケアサロンの【コンサルテーション・カウンセリング】や【施術】の詳細をご紹介します。お楽しみに!
※ 本記事は、足と爪の専門サロン「ビューティーレジィーナ(https://beautyregina.com)」代表の松尾圭佑子氏に監修いただいております。